【イラスト自習小話】描けるようになるために学んだこと。「レイアウト」

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すべて独学で見よう見まねでやってきた私。
絵の描き方、考え方をどうやって学んだのだろうか、とふと思って、振り返ってみるシリーズ!

をやってみたいと思います。最初に興味を持ったのはレイアウトでした。

絵を描いたきっかけは、15年以上前に外科病棟に数週間入院することになって、手術後にやっと動けるようになったときのこと。病院の観察日記をスケッチブックに描いたのがそれでした。体が痛い以外は暇なので、マルマンの図案スケッチブックを親に買ってきてもらって、入院中の観察日記を絵日記風に描いていました。病院というのはいろんなドラマがあって、いろんな人がいます。美人看護婦さんの話、さわやかな先生の話、病院食で餃子が出た話、同室の入院患者さんたち、早朝の新聞争奪戦などなど、ちょっとコミカルに描きました。退院して親戚が集まってくれたときに、この絵日記を見てみんなが爆笑していたのを思い出します。

残念ながら、このスケッチブックは実家のどこかになくなってしまい、もはや見る事はできません。入院中の気分転換ができたので、観察日記を描くのは大変有意義な行動でした。

退院後は2ヶ月くらいリハビリ期間があり、このときもスケッチブックを持って自然の中に行き、山や川をスケッチして水彩画を描いていました。

この頃に、私の絵の2面性である「コミカル的」と「アート的」が始まったようです。

水彩画は数年描いていたのですが、我流で適当にやっていました。描き方よりも、どこに素材を配置すれば面白いのか、といったことに興味があって、私がそろそろ絵の勉強をしようかな、と思って書店で手に取ったのは、レイアウトの基礎が学べる本「7日間でマスターするレイアウト基礎講座(視覚デザイン研究所)」でした。本格的に絵を描くようになる前に、大変読みやすくて学校で習っているようなスタイルで学べる本に出会い、レイアウトの面白さを知っていきます。

素材の配置ひとつで、動きができたり、落ち着いたり、印象が全く異なることがわかりました。主役をどうするのか、要素をまとめるとどうなるのか、並べ方で何が変わるのか。今、私のモレスキン絵日記やフレームを使った北欧テイストなアート、こちらのレイアウトには、レイアウトの考え方を少し盛り込んでいます。レイアウトの考え方は、ライフログノートを付けている方、モレスキンやトラベラーズノートで記録を付けたりコラージュしたりイラストを描いている方にも参考になると思います。

こちらの本でレイアウトを勉強しました。

7日間でマスターするレイアウト基礎講座 (DESIGN BEGINNER SERIES)
by カエレバ

ある日のランチタイム、会社のデザイナーの先輩(私は営業部門なのでデザインはできなかった)に、「いやー、レイアウトって面白いですね!」と言ったところ、「もっと面白いのがあるぜ。」というので「なんですか??」と聞いたところ、「グリッドシステム。」とだけ告げられました。30代前半だった私は、「むむむ!?」となったのでした。(つづく)

(文・イラスト:ハヤテノコウジ)

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