フードイラストを描くのに夢中になっている私が、勉強のために読んだフード関連本

フード関連書籍フード関連書籍
フード関連書籍

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楽しかった思い出を、絵日記やイラストとして残したいハヤテノコウジです。

旅やイベント、会合などがあればモレスキンに絵日記を描いていますが、最近は食べたものを絵にすることが増えています。

フードイラストは、フード=毎日食べるもの=毎日生まれる感動=コンテンツとして作りやすい、という方式で、いつのまにか描くようになっていました。小冊子(ZINE)まで作成してしまいました。

フードを描き続けているうちに、フードやグルメ、食べ物の仕組み、味などについて知りたくなりました。そのあたりの知識を得た上で絵を描くのは、なかなか面白いのではなかろうか、というひらめきがあったからです。ということで、この半年くらいで読んだ食べ物関連の本をご紹介します。

味のなんでも小事典

味のなんでも小事典―甘いものはなぜ別腹? (ブルーバックス)

「味のなんでも小事典」は、「日本味と匂学会」という、化学、解剖学、生理学、分子生物学、食品科学、栄養学、心理学、バイオセンサー、臨床医学などの専門家が800名以上所属する学会で、味とにおいについて研究している団体による本。甘いものはなぜ別腹なのか、といった知っておけばちょっとモテそうな話題から甘味・塩味・酸味・苦味・うま味の5つの基本味の解説などの味の基本知識まで、大変わかりやすく紹介されています。苦味成分がよくわかるようになるとビールがおいしく感じる、満腹であってもコース料理の最後のデザートが入る理由がある、味を感じる器官が意外な場所にある、コクというのはまだまだ研究段階である、など味とにおいに関する興味深い内容が満載です。日本語には擬音語の中に食感表現がたくさんあるのも面白いですね!あと、「よくかんで食べるとなぜいいのか」というのも勉強になりました。味のいろいろな知識がわかっていると、フードイラストを描きながらおなかが減るようになりました(笑)。

味のなんでも小事典

身近な野菜のなるほど観察録

身近な野菜のなるほど観察録 (ちくま文庫)

野菜はイラストにするモチーフとしては大変いいです。曲線から色から細かい模様から、とても魅力的です。しかも身近なので、いつでも素材として手に入れることができます。いろいろなレストランやビストロ、バル、カフェなどでサラダや野菜料理を食べましたが、シェフがこだわりをもって盛りつけているのを感じます。美しいサラダは絵になります。オーブンで焼いた体をこれでもかと見せつける野菜の盛り合わせはとてもセクシーです。ということでよく描いていたのですが、野菜については全然知らなかったのでこの本「身近な野菜のなるほど観察録」を手に取りました。内容もわかりやすいのですが、なんといってもこの本の野菜イラストがすごい。点と線で野菜の細かい姿を見事に表現されています。ピーマンとトマトは同じナス科、どこからやってきたのか、ひとつひとつの野菜の花はどんな感じなのか、といった、野菜がドラマティックに紹介されています。この本を読んでますます野菜が好きになりました。

身近な野菜のなるほど観察録

レシピの書き方

レシピの書き方

そしてこの「レシピの書き方」を買った理由は、調理方法、料理の手順と料理の言葉、素材の部位、調味料の計り方などを知りたかったからですね。文章のプロによるレシピ作成のコツが書かれているので、本来は料理ブロガーや料理講師、フードコーディネーターなど食の情報発信をされる方向けの本です。フードイラストを描く上でも大変勉強になりました。絵のモチーフとなった料理が、どのようなプロセスで完成したのかに思いを馳せながら絵を描くのはとても楽しいです。食のプロが考えたレシピのフードイラストを描きたいですね〜!自分が取材してその結果をフードイラストにするのも面白そう。この本を読むと、料理は段取り、下ごしらえ、効率的思考が満載なのだと思いました。

レシピの書き方

外食2.0

外食2.0 (ideaink 〈アイデアインク〉)

「外食2.0」は「料理通信」という料理雑誌の編集長が書いた外食トレンドに関する解説本です。料理雑誌はいろいろありますが、料理通信はBtoB、BtoCの中間にポジショニングしている本で、プロも食通も両方読む雑誌だそうです。普段、食事をする場所の種類についてあまり意識していませんでしたが、レストランからビストロ、そして近年急速に増えているバルなど、多様化しています。それは日本の食文化や料理人が食の先進地であるフランス、イタリアなどから受けている影響が大きいことがよくわかりました。編集者の鋭い視点で、実際の厨房まで踏み込んだ取材による食トレンドの発見は、何気なく料理を食べている私の心をおおいに刺激しました。つまりは、出された食べ物を描いているだけでしたが、誰がどのような思いで作ったのか、どのようにお客さんに楽しんでもらいたいのか、そしてそのレストランの意味は何なのか、といったところまで意識すると、食べるという行為がますます面白いものになっていくことを再認識しました。

外食2.0

ということで、面白い食関連の本に出会って勉強しています。

そんな中でも、モレスキンのカイエにフリクションで描いている気楽なフード絵日記をのんびりと続けています。

自分が食べたフードを絵日記的に残す

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自分が気に入ったら、忘れないように絵日記に残す

自分が気に入ったら、忘れないように絵日記に残す