取材を受ける事で、自分の整理がついた(イラストノート31号「旅」)

「イラストノート31号」は旅特集。ハヤテノコウジも旅のFOODの観点から取り上げていただきました。なんと6ページも作品を公開です。「イラストノート31号」は旅特集。ハヤテノコウジも旅のFOODの観点から取り上げていただきました。なんと6ページも作品を公開です。
「イラストノート31号」は旅特集。ハヤテノコウジも旅のFOODの観点から取り上げていただきました。なんと6ページも作品を公開です。

「イラストノート31号」は旅特集。ハヤテノコウジも旅のFOODの観点から取り上げていただきました。なんと6ページも作品を公開です。

今年はいろいろと区切りであるため、本業では働きすぎています。とくに4月〜6月は面白く大変な仕事がどんどんやってきて、あらためて自分を鍛えるような、鍛えてもらうような、修業のような日々でした。おいしい食べ物を食べて気分転換して、隙間を見つけて観光などをして、なんとか乗り切った感じがあります。

そんな中、創作活動のほうもチャンスを迎えています。

7月22日〜27日までは、南青山の「ギャラリー晴れ」で開催中の「トイレに飾る絵展」に参加しています。フードイラスト4点を展示販売中です。7月23日には、6ページにもわたって作品を掲載いただいた、「イラストノート31号」の発売がありました。誕生月でもあるので、これは神からの贈り物なのかもしれません。

展示販売する作品の制作や、編集担当の方からの質問への回答と作品の準備、これらは日が変わる時間帯に帰宅してからやりました。大変ではありませんでした。今年は本当に区切りなのです。9年続いたひとつのサイクルが終わる。その気配がゾクゾクするほどやってきます。さあきたか。ひとつひとつ、冷静を装って乗り切るしかありません。

さて、自分のことはわかっているつもりで、実は知らないことが多い、とはよくあることです。私もそうです。今回、編集者からいろいろな質問を受けることで、改めて私が食をモチーフにする理由がわかりました。また、モチーフをどのように選んでいるのか。道具は何なのか。それが明確になりました。「思い出の再食」というキーワード。これは雑誌にも書いていただきました。描くことでまたその時空とつながるような、五感が蘇るような感じになる。不思議なのは、自分が経験したことでなくても、写真を元に絵を描くと、少しだけその空気にまとわれるような気がするのです。人によっては、それは音楽かもしれません。文字にすることかもしれません。写真の場合もあるでしょう。人は、記憶を記録して、いつか再生したいのではないか、必要な時に。そんなことを思いました。

人生はサイクルしています。はりさける思いは情熱に変えて、内に秘めた本来の自分に耳を傾け、あふれだすアイデアをぶつけて旅をしていきたいと思います。そう、以前にも増して旅をすると思います。世界は激動の時代になっています。言葉だけでなく、絵で世界と会話していきたいですね。

(文:ハヤテノコウジ)

イラストノート NO.31 (SEIBUNDO MOOK)
by カエレバ