モレスキンスケッチブックで絵を失敗したときに、私がやっているシンプルなリカバー術

モレスキンのスケッチブックの失敗ページに、折り紙を貼った場合の一例。まわりはマスキングテープでとめました。モレスキンのスケッチブックの失敗ページに、折り紙を貼った場合の一例。まわりはマスキングテープでとめました。
モレスキンスケッチブックに描いた、あ!失敗した!

モレスキンスケッチブックに描いた、あ!失敗した!

モレスキン、1冊が高級なので、できれば失敗なく使いたいものですが、そうはいかずミスしてしまうことがあります。その場合、どうやってリカバーさせるかというお話を書きたいと思います。

下書きしないで、いきなりドローイング

絵を描くときには、「まず下書きをする」というプロセスがあると思います。私はあまりしないでどんどん描いてしまいます(どこかの雑誌に掲載されるとか、誰かに依頼された作品の場合は下書きをすることもあります)。モレスキンのスケッチブック、これは黄身がかったアート紙でできています。この紙は消しゴムで鉛筆の下書きを消そうとすると、白くなってしまうのです。通常のプレーンであれば、そこまでの影響はなさそうですが、アート紙は消し跡が残ってしまうので、いきなり本番、ということで絵を作っていくことが多いです。すると、やはり失敗したときにどうやって修正するか、ということを考えなければなりません。たとえば線が少しはみ出した、曲がってしまった、そのような場合はなんとかごまかせる場合があります。どうにもこうにも戻れない(このページの最初の写真、はその状態です)、そんなときはどうすればいいのでしょうか?

モレスキンスケッチブックでの失敗をリカバーするとき使うのは、普通の折り紙。

モレスキンスケッチブックでの失敗をリカバーするとき使うのは、普通の折り紙。

失敗したら、スクラップ、コラージュ。

モレスキンのスケッチブックに「けしごむはんこ」で作った枠の中に絵を描いていたが、失敗したのでその上から雑誌の切り抜きを貼った例。

モレスキンのスケッチブックに「けしごむはんこ」で作った枠の中に絵を描いていたが、失敗したのでその上から雑誌の切り抜きを貼った例。

いちばん手っ取り早いのは、この場所はきっぱりとあきらめて、「紙資料を貼るページ」にしてしまえば一発で解決。雑誌の切り抜き、お店のショップカード、おしゃれなフリーペーパーの一部などをコラージュしてみると、それで作品になっていくので簡単です。

しかしスクラップするタイミングでない場合はどうするか。私の場合は、折り紙に登場いただくことが多いです。折り紙は、安くて薄い、割と丈夫。色数も多いのでこちらを思うままに配置していきます。のりで貼り、ところどころでマスキングテープを使って強化していきます。なんとなくできあがってきたら、文字などを書く別の紙を貼ってしまえば、ギャラリーの壁っぽくなってくるので楽しいですよ。名言集などを書き写して、ときどき見返すのもよくやります。

モレスキンのスケッチブックでの失敗した絵を完全に隠した状態。

モレスキンのスケッチブックでの失敗した絵を完全に隠した状態。

というかんじで失敗をリカバーしています。ハヤテノコウジのモレスキンスケッチブックで、折り紙が貼ってあるページは「ああ、失敗したね」と思ってください。ひどい絵を隠しているのです(笑)。

線の修正には、ホワイトペンを活用。線を太い線でなぞる、もあり。

なお、小さいミスであれば、ホワイトペン(修正ペンでは目立ってしまうのですが、白い色のペンであればそうでもなくなじみます)でささやかに白色を置いて行けば、なんとか「なかったこと」になります。これは他のモレスキナー女子に教えてもらいました。線が曲がってしまった場合は、その上を「まちがった線より太いペン」で重ねて行けば修正できる場合があります。あるいは黒で下絵を描いたけど、カラーでなぞってしまう。すると、カラーはまっすぐだけど中の線がゆるゆるで、それは味になったりします。

モレスキンのスケッチブックの失敗ページに、折り紙を貼った場合の一例。まわりはマスキングテープでとめました。

モレスキンのスケッチブックの失敗ページに、折り紙を貼った場合の一例。まわりはマスキングテープでとめました。

また、自分を「何かを書く気にさせる」ために別の紙を貼る

モレスキンのスケッチブックに折り紙をはり、その上に別の紙を貼ったケース。これはポスタルコのレター用紙を貼りました。

モレスキンのスケッチブックに折り紙をはり、その上に別の紙を貼ったケース。これはポスタルコのレター用紙を貼りました。

貼るためのおしゃれな紙資料を、普段から少しストックしておくと、さらにいいかもしれません。使わない折り紙とかカラーペーパーは、意外とご自宅にあるのではないでしょうか。ノート愛好家であれば、どこかの包装紙も持っていそうですし。

これらの作業をしていると、なんとなく味わい深い雰囲気がでてくるので、私は堂々と制作プロセスに組み込んでいます。

以上、ご参考になれば幸いです。

(写真・文:ハヤテノコウジ)