エッセイ

両親に来年のNOLTY手帳を贈ってみたら、大変喜ばれた週末

私の古くからの友人、私の仕事の同僚、クライアントは私のメモ魔っぷりに驚きます。モレスキンや文房具のクラスターの友人たちは、みなメモ魔だったりノートにたくさん書く人が多いので、中和されます(笑)。このメモ魔っぷりは、完全に遺伝というか、幼少時代から少年時代に、親から引き継いだものと思われます。両親ともに手帳にびっしりと予定だとか日記だとか記録だとかを書いています。実家にたまに帰省すると、ああここか原点は、と思うことがあります。
かつて実家は商売を営んでいたので、まだ電話や電卓くらいしか機械化されていなかった時代には、いろんな紙の記録がお店にあふれていました。祖父が耳に鉛筆をかけながら、その日の売上なんかをばちばち叩いて帳簿に記録していたのを思い出すとすごく懐かしいです。祖母もなにかいろいろノートを書いていました。私は祖母が生け花のスケッチをノートに描いていたのを、横で見ていました。
ある日、父親から
「B5の手帳を買ってきてくれないか」
という携帯メールが、ある日入りました。

昨年は父親が入退院を繰り返したので、2013年の母親の手帳には、父親が病院で食べた食事メニューや血圧、リハビリの記録や退院したあとの減塩食生活の記録などがびっしり書かれていました。父親は以前のようには書けなくなっていますが、やはり手帳を眺めるのが好きなようです。元気なころは、もちろん自分で手帳を買っていましたが、今は出歩くことがなかなかできないので、息子に頼んだというわけです。
というわけで、東急ハンズの手帳売り場に行ってみました。
この数カ月、なんども通っている手帳売り場。いつも自分が買うならどれ?という視点で訪れていたわけですが、70代と60代の両親が使いやすい手帳はどれか、にはとても迷いましたし悩みました。いつも、自分がいいなと思っているブランドはシニア層にはマッチしないこともあります。
そこで、ロングセラーで定番の手帳ブランドが並ぶコーナーに行ってみたら、わかりやすくて実用的でフォントなども落ち着いた感じの手帳を見つけるこができました。ブランドはNOLTY(日本能率協会の手帳ブランド)にしました。父親にはデスクで使うB5サイズ、こちらはたっぷり書けます。母親はいろいろと移動することが多いと思うので、B6サイズの手帳にしました。
先日、この2冊を届けたのですが、大変喜んでくれました。時期が時期なので、ちょっと早いですがお歳暮の代わりにさせてもらいました。
真っ白な手帳を眺めて、めくっていた父親が、



手帳には、未来が、あるね





とつぶやいたのを聞いたときは、重みがあるし、名言だなぁと思った週末でした。

上の2冊をそれぞれ贈りました。初めてじっくり検討したNOLTYの手帳、いろんなサイズを見たのですが、この定番ブランドがなんだかすごくよかったので、自分用にも買おうかな、と思いましたが、すでにモレスキンでスタートさせているのでぐっと我慢しました。2014年こそ、手帳は1冊に集約したいと思います。








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